【必見】日本が自虐史観から抜け出せなかった2つの理由
さて、連日お伝えしているようなかつての日本の先人達のエピソードは、世間で語られることはまずありません。
その一つの原因として、終戦後にGHQによって敷かれたWGIPがあげられるのは確かです。
しかし、私たちがしてはいけないのは、それを諸悪の根源と考えることです。
なぜなら、GHQによる指導は戦後数年(1952年まで)で
”終了している” からです。
それがなにを意味しているかというと、
”私たち日本人自身が、 過去を振り返ることを拒んだ”
ということになります。
GHQの指導により剥奪された、言論の自由。
しかし、当初は、右派・左派に関係なくGHQの横暴に対して声を上げる言論も多数存在していました。
ただ、GHQはそういった「反連合国」の言論を禁じ、強行したメディアに制裁を加えたのでした。
また、官僚や大学教授、教師といった公務員に関しても、
「悪しき日本の元凶」
として、戦前から在職していた方々を強制的に排除し、代わりに親米的な左派系の人々が配置されたのです。
そうすることで日本を骨抜きにし、二度と欧米に立ち向かわない国へと変化させようとしたことは事実でしょう。
ただ、GHQの指導が終わった時に、手のひらを返してメディアや教育を元の姿に戻せば良かったのですが、日本人はそれをしませんでした。
▼GHQによって失われた日本精神を知る
https://realinsight.co.jp/lp/ikema/kdn2021/entry/online2.html
理由として考えられるのは、
一つ目に、日本人の性質として、一度作ったシステムを変えられないこと。
二つ目に、体制を一度リセットして、過去を見ないようにする、という明治維新の負の慣例を踏襲してしまったこと。
現代の日本の政治などを見ればわかるように、日本人は一度作り上げたシステムや体制を変化させることが苦手な性質を持つようです。
そのため、GHQによって再編された体制を7年間も経験した結果、もはや元に戻すことが難しくなってしまった、ということが考えられます。
そして、日本人は終戦・GHQによる指導、という大事件と非常によく似た体験をおよそ90年前に経験していました。
江戸幕府が倒れ、新政府による明治体制が生まれたとき、政府は自らの正当性を証明するために江戸時代(幕藩体制)を否定する教育を行いました。
日本の産業化と、列強への追随という大目標に向かって「前だけをみて進む」という勇ましい時代の裏で、人々は過去を見ないようになっていったのでした。
その悪癖が、先の戦争の終結の際にも現れたと考えることができます。
他にも様々な要因が考えられるにせよ、GHQの意図した設計図通り、日本人は忠実に「前だけを向いて」突き進んでいきました。
結果、世界第二位の経済大国へと昇り詰めるという快進撃を遂げたのですが、その一方で、先の戦争で命がけで国を守った人々が「悪者」として冷たい目で見られ、そんな雰囲気のなかにあって当の本人たちも、あえて自分たちの体験を話すことはしなかった、あるいはできなかったのかもしれません。
しかし、何度もお伝えしているように、先人たちの苦労と犠牲を忘れてしまった国に、未来はありません。
年を経るごとに、先人たちの足跡は体験から歴史へと変化していってしまいます。
決して昔話にしないために、未来の世代に、日本人の心をつないでいくために、私たちは子伝の活動をしています。
決して、趣味や慈善事業のつもりで行っているわけではありません。
ここまで読んでいただいているあなたにこそ、知っていただきたい内容がたくさんあります。
すでに1079名の仲間が学び、新たな一歩を歩き始めています。
あなたの参加をお待ちしております。https://realinsight.co.jp/lp/ikema/kdn2021/entry/online2.html
そして、ここから日本を変えていきましょう。
ご一緒できることを、心より楽しみにしています。
それでは、また。
今日も皆様にとって幸多き一日になりますように。
リアルインサイト 鳥内 浩一